スポーツを生活に取り入れている方は多いですよね。
運動不足を解消し、気分転換にもなるスポーツは休日のリフレッシュタイムにもピッタリです。
ですが、どうしても避けて通れないのが不慮のケガ。傷が跡になることや捻挫などが長引いてしまうこともありますし、できるだけ予防したいところですね。
そんなケガの予防に、コラーゲンが欠かせないということをご存じでしょうか?
今回は、美容の味方のイメージが強いコラーゲンが、ケガの予防や回復に必要な理由についてお話しします。
お肌に良い成分として知られているコラーゲンは、たんぱく質の一種です。
私たちの体内にある全たんぱく質のうち30%を占め、お肌のみならず骨や軟骨、じん帯や関節などの組織を結合させるための材料の1つとして働いています。
コラーゲンが不足すると関節や腱などがスムーズに動かなくなってしまいます。
ひじやひざなどの関節がスムーズに動かなくなることでケガが誘発されやすくなり、さらに回復も遅くなってしまうのです。
日頃からコラーゲンを積極的に摂取することで、関節の滑らかな動きをサポートすることができます。
また、ケガによって損傷した組織の再生を促すこともできるので、回復にも欠かせない成分といえるのです。
コラーゲンを多く含む食材は、豚足や手羽先、牛スジ、ウナギやフカヒレなど。
日頃から積極的に取り入れていきたいものですが、肉類は脂肪分が多い部位が主になるため、ダイエットを気にされている女性にはなかなか摂りにくい食材が多いですね。
さらにウナギやフカヒレなどになると普段あまり食べる機会のない高級食材ばかりなので、食品から十分なコラーゲンを取り入れるのはなかなか難しいようです。
十分な量のコラーゲンを摂取するためには、やはりサプリメントを活用するのが効率的です。
朝起きたばかりのタイミングや就寝前などに摂ればさらに吸収がアップしますよ。
また、摂取したコラーゲンを体内で再合成する際にはビタミンCが不可欠になります。
ビタミンCを一緒に摂ることでさらに効率アップを図りましょう。
ビタミンCはレモンやアセロラなどの食材から取り入れるのも良いですが、コラーゲンサプリと併せてサプリメントから取り入れるのもおすすめです。
普段から体を動かすのが習慣という方の場合、ケガをするとどうしても運動量が減少してしまいますね。
それにもかかわらず今まで通りの食事量を摂っていると、どうしてもカロリーオーバーになってしまう可能性があります。
ケガをした時には脂肪や炭水化物の量を減らすなどして、コラーゲンを多く含むたんぱく質は減らさずに食事量をコントロールするようにしましょう。
どんなに気をつけていても、どうしても避けきれないのがケガです。
ケガのせいでスポーツを続けられない状態になってしまうのはとてもつらいですよね。ですが、焦らずゆっくりと完治させていくことが最も大切なことです。
食事にもしっかりと気を遣って、元気にスポーツを楽しみましょう。