年齢を重ねるにつれ、気になってくる「しわ」や「たるみ」。
鏡で自分の顔を見るにつけ、「なんだか老けたなあ......」とため息をついている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
老化を止めることはできませんが、きちんとケアすれば老化の進行を遅らせ、若々しい状態を保つことが可能です。
若々しさの決め手は「ハリ」と「ツヤ」
若い人たちの肌にはプルプルとした弾力性とハリがあって、そのため表面はつやつやと健康的に輝いて見えます。
この肌のハリとツヤは、年齢を重ねるにつれ次第に失われていき、しわやたるみなども生じやすくなってしまいます。
ハリやツヤの元になるのは「たんぱく質」です。
一般的に肉や魚に多く含まれる栄養成分ですが、女性の場合はダイエットなどでたんぱく質が不足しがち。
ダイエットをする女性の関心は、フルーツや野菜に向きやすく、一方でたんぱく質が含まれる肉や魚といった食材は敬遠する傾向にあります。
わたしたちの身体を構成するたんぱく質の約30%を占めるのが「コラーゲン」です。
例えば、体重50㎏であれば、水分は30㎏、コラーゲンは3㎏にもなります。
また、皮膚(真皮)の約70%、関節(軟骨)の約50%、筋膜の約80%、じん帯の約90%がコラーゲンでできていす。
このほかにも血管や目、内臓などいたるところにコラーゲンが存在し、60兆個ともいわれる細胞をお互いにつなぎとめ、美容や健康をサポートしているのです。
コラーゲンは年齢とともに減少する
コラーゲンは私たちの体内で合成されますが、コラーゲンを合成するスピードは、加齢にともなって遅くなっていきます。
この結果、コラーゲンの消費に合成が追いつかず、体内のコラーゲン量は20代をピークに減少しはじめ、50代では20代の約半分にまで減ってしまうのです。このコラーゲンの減少こそが、肌のハリやツヤが失われてしまう大きな原因となります。
効率よくコラーゲンを摂取するには?
若々しさを保つためには、加齢にともなって減少するコラーゲンを経口摂取で補い、ご自身のカラダの中でコラーゲンを作る力を刺激してあげることが有効だといえます。
コラーゲンを多く含む食材としては、豚足や鶏の皮、手羽先、軟骨などが挙げられます。
こうした食材を毎日の食事に取り入れるのが一番良いのですが、これらは脂肪分もたいへん高いため抗酸化物質を多く消費して老化をすすめる要因のひとつになってしまいます。
効率良くコラーゲンを摂取するためには、粉末サプリメントを利用するのが便利だといえます。
ドリンクは甘みがあって飲みやすく吸収が早いというイメージがありますが、 その分、糖分が多くコラーゲンの糖化につながりやすいというデメリットもあります。
対して粉末は、そのまま飲めるドリンクに比べればひと手間かかりますが、添加物は入ってなく、じっくりと身体の中に吸収されてじっくりとコラーゲンが効いていきます。
2種類のコラーゲン摂取が効果的
吸収を高めるためには、大きさが異なる2種類のコラーゲンを上手に摂取することが効果的です。
その2種類というのは、「高分子コラーゲン」と「低分子コラーゲン」です。
高分子コラーゲンは、一般的に「ゼラチン」と呼ばれるものを指し、低分子コラーゲンは「ペプチドコラーゲン」と呼ばれるものを指します。
アミノ酸配列がそのままの状態にある高分子コラーゲンは、低分子コラーゲンに比べると吸収スピードは遅くなりますが、その分じっくりと身体の中で分解されて吸収されていきます。
また、自然に近いコラーゲンのため、まだ解明されていない未知のアミノ酸配列が生きていることも特徴です。
また、高分子のものが体内に入ることで免疫システムが活性化されることも大きなメリットです。
一方、低分子コラーゲンは、分解酵素を利用して強制的に高分子コラーゲンを小さくしたもので吸収スピードが早いのが特徴です。
その中で注目すべきは"特定ペプチドコラーゲン"です。
これは技術の進歩により、一般的な低分子コラーゲンに比べコラーゲン合成能力が1.65倍も高いと評価されるとても希少なコラーゲンなのです。
高分子コラーゲンと低分子コラーゲン(特定ペプチドコラーゲン)、どちらにも摂取することが重要です。
お肌のハリやツヤを維持し、より高い効果を得るためにも、2つのコラーゲンがバランス良く配合されたコラーゲン製品を利用されてはいかがでしょうか。