お肌だけじゃない!関節にも効くコラーゲンの効果

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「コラーゲン」と聞くと美肌を連想する方が大半だと思います。
しかしコラーゲンは関節にも重要な役割を果たしているのをご存じですか?

コラーゲン不足はお肌だけでなく体の動きに重要な関節にも大きな影響を与えます。
今回は、コラーゲンがなぜ関節に重要なのかをご紹介します。



コラーゲンと関節の関係

軟骨の約50%はコラーゲンで構成されています
コラーゲンは加齢によりどんどん減少しますが、それと同時に軟骨もすり減るのです。
こうなると関節痛として痛みを感じるようになります。

関節に良い成分と考えると、まずカルシウムやグルコサミン、コンドロイチンを思い浮かべるかもしれません。
関節に何より大切なのは「コラーゲン」なのです



関節の構造

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骨と骨の間には関節包という骨を包み込む組織があり、この構造を総称して関節といいます。
2つの骨と骨の接続部分は水分をたっぷり含んだ軟骨で覆われており、骨の動きによる刺激を和らげるクッションの役割を担っています。

関節痛はコラーゲン不足による軟骨のクッション機能の低下や軟骨が薄くなることによるものです
また、軟骨がすり減ると骨が変形し骨同士がぶつかりやすくなって激痛を感じます。



コラーゲンが関節に効くメカニズム

ではコラーゲンはどのように関節に効くのでしょうか。

軟骨は関節の滑らかな動きを支えるクッションの役目をしています。
このクッション部分の約50%以上がコラーゲンで構成されているのです。
ですからコラーゲンを摂取すると、関節周りの水分が保たれて弾力が高まり関節痛を防げるのです

また、体内のコラーゲンが減少したり老化してしまうと、軟骨の弾力がなくなります。
「関節に水が溜まって痛みを感じる」のはこの状態です。
そういう場合でもコラーゲンが有効に働いてくれます。

なぜなら、コラーゲンは損傷した軟骨の表面を再生させる力も持っているからです。
新鮮なコラーゲンを摂取すると新陳代謝が高まり、軟骨周りの細胞も生まれ変わります



コラーゲンを積極的に摂取する

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コラーゲンを食事から摂ろうとすると「フカヒレ・すっぽん・手羽先・豚足・うなぎ」などが思い浮かびますが、脂肪分も一緒にとってしまうという欠点があります。
またフカヒレやすっぽんなどは高価であるため、毎日食べることは難しいですね。

しかしコラーゲンは自然な形で摂って自分の体で分解・吸収することが理想的です。
そのことを考えると、自然により近い高分子コラーゲンを健康食品として摂取するのが得策なのです。

また、体内でコラーゲンを合成をするのに欠かせないビタミンCと一緒に摂取することも大切です。
関節にもお肌にもいいコラーゲンは体にとって一石二鳥です。
いつまでも若々しいお肌としっかりと歩ける関節を維持するために、コラーゲンを積極的に摂取しましょう。