「食べ物で内側から日焼け対策！ オススメの食材とは？」
女性にとって日焼けは大敵ですが「いくら紫外線予防をしてもやっぱり焼けてしまう...」とお悩みの方は多いと思います。
しかし実は日焼けは食べ物で軽減することができるということをご存知でしたか？
日焼けと食べ物の関係と、そのメカニズムについてご説明致します。
日焼けをすると炎症によって肌が火照ったり、カサついたり、皮がむけてしまいます。
この炎症の度合いには皮膚の活性酸素が大きく影響していて、活性酸素が多い人は皮膚が酸化して日焼けしやすくなります。
そのため活性酸素の抑制効果がある食べ物を積極的に摂取することが日焼け対策となるのです。
軽いやけど状態の日焼けはお肌に大きなダメージを与えてシミやシワ、乾燥などを引き起こしてしまいます。
日焼けに強い皮膚を作るために、食べ物で体の内側からもアプローチしていきましょう。
リコピン
トマトに代表される赤い果物は、この赤い色素で太陽から自分の身を守っています。
その身を守る成分であるリコピンを摂取すれば、日光に対する耐性を上げることができます。
トマトは加熱調理でリコピンが増加するので、トマト煮込みや焼きトマトなどに調理して食べるようにしましょう。
その他リコピンが含まれる食べ物としてはラズベリー、スイカ、レッドグレープフルーツ、アセロラなどがあります。
ビタミンC
ビタミンCは活性酸素を抑え、皮膚に必要なコラーゲンを合成しお肌を強くしてくれます。
レモン、キウイ、ブロッコリー、カリフラワーなど、野菜や果物に多く含まれています。
ビタミンE
ビタミンEには活性酸素が発生すると細胞膜を守って酸化を防ぐ効果があります。
また、他の栄養素と相乗効果を発揮するという特徴も持っています。
ビタミンEは特にアーモンドなどのナッツ類に豊富に含まれていて、その他かぼちゃ、魚類、野菜類などにも多く含まれています。
βカロチン
活性酸素によって失われたビタミンAに代わって働くのがβカロチンです。
特にさつま芋に豊富に含まれていますが、その他に人参、ほうれん草、しそ、春菊、などの色の濃い野菜からも摂取することができます。
様々な効能があることで注目を浴びているオメガ3脂肪酸は、肌を強くして日光のダメージを防いでくれます。
鮭やニシン、サバ、マスやイワシなどの魚類の他、クルミや緑黄色野菜にも多く含まれています。
また、ミラクルフードと呼ばれているフラックスシードにも多く含まれているので、全粒穀物を好む方はこちらから摂取するといいでしょう。
ポリフェノール
紫外線から肌を守り、肌の老化を遅らせて皮膚がんを予防する効果があります。
緑茶や赤ワイン、カカオ70%以上のダークチョコレートに多く含まれています。
コラーゲン
美容成分としても有名なコラーゲンは別名「飲む日焼け止め」とも呼ばれています。
子どもの頃は夏に日焼けをしてもすぐ元に戻っていたのに、大人になってから日焼けの跡が消えにくくなったと思いませんか？
これは大人の肌にコラーゲンが足りていないからなのです。
コラーゲンは豚足や鳥皮、フカヒレやスッポン といった食品に多く含まれているので、積極的に摂取していきましょう。
ただし、脂質の取り過ぎにはご注意ください。
日光から肌を守る食べ物を見てみると、どれも素晴らしい栄養素を含んでいます。
これらの食べ物から栄養を積極的に摂取すれば、お肌は強くなるだけでなく美しく艶やかにもなります。
日焼けから肌を守り、同時に美肌を導く食べ物を今一度見直して毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
