知っトク!
腸内環境を守って免疫力アップ!
2022.02.15
インフルエンザやノロウイルスが猛威を振るうこの時期、コロナウイルスの感染の心配も加わり、更に注意が必要です。さて、腸内環境の悪化が免疫力の低下につながり、病気や不調になりやすくなってしまう事が、最近は良く知られてきましたね。
今回は、その免疫力を司る腸内フローラのバランスを崩してしまう、5つの要因を考えてみました。
腸内フローラのバランスを崩す5つの要因
■老化 体の機能が年齢と共に衰え、腸内フローラにも変化が起きる。
■食生活の変化 肉食中心な食生活の欧米化により腸内の悪玉菌が優位になる。
■細菌汚染 食べ物と一緒に体の中に有害な菌が入り込み、食中毒や下痢や嘔吐の症状を 引き起こす。
■薬 抗生物質は悪い病気の菌を殺してくれるが同時に良い菌も殺してしまう。
■ストレス 過度のストレスがかかると腸内環境は大きく崩れてしまう。
腸内フローラは様々な要因でバランスを崩してしまいます。全てを理想的にする事はなかなか難しいですが、自分の出来る範囲で要因を減らし、腸内環境を良い状態に保つよう心掛けましょう。
また、腸内環境をコントロールしているのは自律神経です。規則正しい生活や十分な睡眠、適度な運動で自律神経を整え、この時期の健康管理をしっかりとしていきたいですね!
豆知識
ビフィズス菌はお母さんから赤ちゃんへ受け継がれるファーストプレゼント!
赤ちゃんは出産時、お母さんの持つビフィズス菌をはじめとする腸内細菌に触れ、自分のものにすると考えられています。
受け継がれたビフィズス菌は母乳成分のオリゴ糖をエサに増殖し赤ちゃんの腸内細菌の最優先の菌としてお腹に棲むようになります。