知っトク!
五臓を養う「五味(ごみ)」とは?
2022.04.21
薬膳では、食べ物の性質を知る方法として「五味(ごみ)」という考え方があります。
「酸(さん)・苦(く)・甘(かん)・辛(しん)・鹹(かん)」と食べ物の味の違いによって5つの性質に分類したものです。
中医学では、この5つの味と身体の5つの臓器が密接につながっていると考えられています。
酸味は肝・胆、苦みは心・小腸、甘みは脾・胃、辛味は肺・大腸、鹹味は腎・膀胱と、口から入った食べ物は
味の違いによってそれぞれの臓器の働きを高めるとされています。
また特定の味を身体が欲しているときは身体のある部分が疲れていたり、弱っていたりすることも考えられます。
五味の働きと代表的な食材は以下の通りです。
日々の食生活にも是非参考にしてくださいね。
薬膳には「五味」の他、「五性(ごせい)」「五色(ごしょく)」という考え方もあります。
そちらはまた別の機会にお話しいたします!