梅雨は、春から夏への季節の変わり目です。

湿度が高くジメジメした日が続くかと思えば、肌寒い日があったりと寒暖差が激しいのが特徴です。
さらには屋外と冷房の効いた室内との気温差、日照時間の少なさ、冷たい物を摂り過ぎる傾向にあり、
これらが原因で自律神経が乱れます。

なんとなく重だるさを感じたり、頭痛や食欲不振など、お天気と同じく気分や体調もスッキリしない症状があらわれます。
これはまさに「梅雨バテ」なんです。

また中医学的に湿気の多い時期は、体内の水分の巡りや、体の基本となる気や血も滞り、むくみや胃の不調を起こしやすくなります。

梅雨バテ予防のポイントとしては、体内に水分を溜めないことです。
ストレッチやヨガで適度に体を動かし汗で水分を流すこと、体内に水分をためない食材を選ぶことがおすすめです。

◆梅雨の時期におすすめの日本のスーパーフード「梅干し」

解毒作用があり、梅雨バテの疲労回復や胃腸を元気に整える作用も期待できます。
また、強力な殺菌作用もあり、食中毒の起こりやすい季節には有難い食材です。
冷え症の人は焼き梅干しにして、お腹を温めると免疫力アップにもつながります。