知っトク!
歯とコラーゲンの関係
2025.11.17
歯を失う二大原因は歯周病と虫歯です。
8020運動※で掲げられているように、20本以上の歯があれば、高齢になっても食生活に満足することができると言われています。
ぜひ口腔ケアにもコラーゲンをお役立てください。
※8020運動:厚生労働省や日本歯科医師会によって推進されている「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動。
大切な歯を支えている歯茎。その歯茎の60%は「コラーゲン」でできています。
また、歯を支える骨と歯の間にある歯根膜のほとんどがコラーゲンでできています。
歯根膜は、歯と歯槽骨を強固に結びつける役割があり、代謝が非常に活発に行われているため歯列矯正が可能になります。

歯列矯正の治療中は、どうしても歯根膜や歯茎に負担がかかるため、良質なコラーゲン摂取をすることが治療へ補助的な役割を果たします。
コラーゲンの減少で歯周病が悪化!?
歯周病は、歯周病菌によって歯茎が炎症を起こし、歯茎や歯などを溶かして最後には歯が抜け落ちてしまう病気です。
全身に様々な影響をもたらし、悪化すると、動脈硬化や誤嚥性肺炎・糖尿病・血管疾患などの要因になるとも言われています。
その歯周病を悪化させる原因のひとつが、コラーゲンの減少です。
コラーゲンが減少すると、歯茎がやせ、歯周病菌が増えやすくなり、歯周病が進行することもわかっています。



よく噛むことは、表情筋が発達して表情が豊かになったり、血流が促進され顔のむくみ改善やシワ・たるみの予防にもつながります。
しっかり噛める良い状態の歯を保つにもコラーゲンは大切ですね!