知っトク!
桑葉を混ぜると食品のGI値が低下?!
2026.02.06

「よく寝ているのに疲れが取れない」「昼食後しばらくすると眠くなる」「なんとなくだるい」。
こうしたよくある症状は、単なる疲れだと見過ごされがちですが、食後の血糖値の乱高下が関係している可能性があります。血糖値の上昇度を示す指標である「GI値」を意識した食材選びや、血糖値の上昇を穏やかにする桑葉を取り入れて、日々の健康管理にお役立てください。
血糖値をコントロールする「GI値」
GI値(グリセミックインデックス)は、食後2時間までの血糖値の上昇度を示す指標で、基準となる「ぶどう糖(グルコース)」を100として相対的に表します。
GI値は、55以下が低GI、56~69が中GI、70以上が高GIに分類されます。
低GI食品は、食後の血糖値の上昇が穏やかで、インスリン※の分泌が抑制されるため、脂肪の合成も抑制されると考えられます。
一方、高GI食品は、血糖値が急上昇しその反動により急降下を起こす「血糖値スパイク」を引き起こし、疲労感や眠気などを感じることがあります。

※インスリン:すい臓から分泌されるホルモンで、血液中の糖を細胞に取り込み、血糖値を下げる役割を
持っている。食後に上昇した血糖値を正常範囲に戻すために欠かせない働きをしている。

健康診断では見つからない「食後高血糖」
食後に血糖値が高い状態が続き、下がりづらい状態を「食後高血糖」と言い、空腹時の血糖は正常値のため、健診で発見できず痛みなどの症状も無いことから、受診が遅れる傾向があります。

食後高血糖は肥満や重度の糖尿病に陥りやすくなるだけでなく、動脈硬化や心血管疾患・認知症・ガンなどのリスクを高めることも明らかになっています。
予防のためには、生活リズムを整え、運動を取り入れるとともに、GI値を意識した食生活を心がけましょう。
また、食後1〜2時間に強い眠気やだるさ・倦怠感が頻繁に起こる場合は、早めに専門医を受診することをおすすめします。

「炊き込みご飯」や「お好み焼き」、「蒸しパン」などを作る時にも、最初に混ぜこむだけで、
GI値を下げることができます!ぜひ様々なお料理にご活用ください。