コラーゲンを効率よく摂るためのポイントは?
わたしたちの身体のいたるところに存在し、若さや健康の源となっているコラーゲン。
しかし、体内のコラーゲン量は20歳をピークに加齢とともに減少していってしまいます。
コラーゲン不足になれば、肌や関節をはじめさまざまな部分の老化につながっていくのです。
美容や健康のためには、食事やサプリメントでコラーゲンを補給することをおすすめします。
コラーゲンを効率良く摂取するためのポイントを押さえておきましょう。
コラーゲンを多く含む食品にはどんなものがある?
肉や魚を煮込んだものが冷えると、煮汁が固まって「煮こごり」ができます。
この煮こごりこそがコラーゲンです。
つまり、煮こごりができる食材は、コラーゲンを多く含んでいる食材だと言えます。 コラーゲンが豊富な食材としては、以下のようなものが挙げられます。
・フカヒレ
・牛すじ
・豚足
・鶏軟骨
・手羽先
・サケ
・マイワシ
・ブリ
・ウナギのかば焼き
など
こうしたコラーゲンを含む食材を食事に積極的に取り入れることで、コラーゲンを効率よく摂ることができます。
サプリメントやドリンクで効率よく摂取
コラーゲンの一日の摂取量の目安は、5,000mgから10,000mgとされています。
これに対して、日本人の平均摂取量は1,900mgと少なめ。
というのも、先に紹介した食材100g中に含まれるコラーゲン量は、牛すじで4,980mg、鶏軟骨で4,000mgと、普通の料理に含まれる量では足りていないことが多いのです。フカヒレは100gに9,920mgのコラーゲンが含まれますが、フカヒレ料理を頻繁に食べることは難しいでしょう。
コラーゲンが豊富な食材は、脂質が多くカロリーが高めのものが多いため、十分なコラーゲンを食事だけから摂ろうとすると、カロリーオーバーになってしまうのも問題です。
必要なコラーゲンをしっかりと摂るには、食事だけでなくコラーゲンのサプリメントやドリンクなどを活用することをおすすめします。
コラーゲンとあわせてビタミンCも摂ろう!
コラーゲンを摂取するとき、あわせて摂りたいのがビタミンCです。
というのも、体内でコラーゲンが生成されるときにはビタミンCが必要になります。
せっかくコラーゲンを十分に摂っても、ビタミンCが不足していたのでは効果半減になってしまうのです。
ビタミンC豊富な生野菜やフルーツを積極的に摂る、ビタミンCが配合されているコラーゲンサプリを選んで摂るなど心がけることで、コラーゲンをより効率良く摂取することができます。