「最近体が冷えるようになった」と感じている人はいませんか?
もしかしたらそれ、老化のサインかもしれません。
冷えと老化には大きな関係があり、冷えが続くことで体にも影響があります。
どうして老化が冷えにつながるのでしょうか。
その理由と、冷え改善のために心がけたい対策についてお伝えします。
もともと冷え症だという人もいると思いますが、「冷えは万病のもと」と言われるほど体に良くないものです。
今まであまり冷えを感じたことがなかったのに、最近感じるようになったという人は加齢のせいかもしれません。
なぜ老化すると冷えるのでしょうか?
原因はいくつか考えられますが、代謝の衰えや筋肉量の減少が主な原因として挙げられます。
加齢が進むと毛細血管の密度が減ることが分かっています。
そのため、今までスムーズに流れていた血液が末端までいかなくなり、冷えを引き起こすと考えられています。
血行が悪くなると体内の老廃物の排出もスムーズに行えなくなり、結果冷えが悪化してしまいます。
代謝の衰えによる冷えを改善するには、毛細血管を活性化させることがポイントです。
ウォーキングや軽いジョギングなど、定期的に体を動かすことで毛細血管の働きを良くすると同時に、代謝を高めることにもつながります。
代謝がアップすれば冷えの改善にもなります。
年齢を重ねるとどうしても運動量が減り、筋肉量も減ってしまいます。
筋肉は多ければ多いほど、代謝を高め、効率的に脂肪を燃やすことができます。
たくさんのエネルギーを生み出すことが可能なため、生きていく上でとても重要な役割をしています。
筋肉量が減ることで老化も進みやすくなってしまうと言われています。
筋肉量を増やすには、適度な筋トレやストレッチが有効です。
しかし急に激しい筋トレを始めたり、今の筋肉量に合っていない道具を使う必要はありません。
代謝アップと同様、有酸素運動と軽い筋トレを組み合わせて、適度に運動することがポイントです。
最近手足が冷たいな、と感じたらなるべく早めに対策をとることをおすすめします。
「年齢のせいだから仕方がない」などと思わずに体を動かすことで、さまざまな病気から身体を守ることにもつながります。
運動に加えて、冷たいものを摂りすぎないように気をつけたり、しょうがを使ったメニューを取り入れたりと、体を内側から温めることも心がけていきたいですね。