ハロウィーンや冬至など、季節のイベントにも欠かせないカボチャ。
そんなカボチャは、美容にも健康にうれしい栄養がたっぷりなんです。
ここでは、そんなカボチャの美容パワーとオススメのメニューをご紹介します。
「カボチャは栄養豊富」と一口に言われても「ふーん、そうなんだ」としか思いせんよね。
カボチャがどのような栄養を持っているのか見てみましょう。
・ビタミンC
コラーゲンを産み出すのに不可欠なビタミンCは皮膚や粘膜を強く健康にしてくれます。
また、紫外線への抵抗力を高める美白成分でもあります。
シミやソバカスのない肌を目指すなら、積極的に摂取したいですね。
・ビタミンE
体内の酸化をおさえ、体やお肌の若さを保つビタミンE。
カボチャは野菜の中でもトップクラスのビタミンE含有量を誇ります。
ドロドロ血液をサラサラにし、ガンや心臓病の予防も期待できます。
・ベータカロテン
ビタミンAのもとになるベータカロテン。
抗酸化作用が強く若返りには欠かせない栄養素です。
免疫力の強化、肌の調子を整えるといった効能があるので、ニキビや肌荒れに悩まされる人にこそ摂って欲しい栄養素です。
・食物繊維
胃腸を整えお通じを良くする食物繊維も、カボチャには豊富に含まれています。
また、食物繊維を取り入れるだけで満腹感が大幅に上がるので、食べすぎを防ぎダイエットにも効果的です。
カボチャを食べるときは、実だけでなく皮や種も食べるとより効果的です。
皮や種には実以上にたくさんのベータカロテンが含まれています。
そんなカボチャを美味しく食べられるメニューにはどんなものがあるでしょうか。
・ホクホク!焼きカボチャ
旬のカボチャを使って、焼きイモならぬ「焼きカボチャ」を作りましょう。
30分ほどトースターに入れて焼くだけなので簡単です。
お好みで塩などをふってもいいでしょう。
・ヘルシー!カボチャのスープ
冬の定番スープをカボチャで作ってみましょう。
【材料(2人分)】
カボチャ 200g
タマネギ 1/2個
オリーブオイル 大さじ1杯
コンソメ 小さじ2杯(キューブ1個)
水 500ml
塩コショウ 適量
【作り方】
1.おろし金でカボチャをすりおろす。
皮も好みで一緒に。
2.火をかけた鍋にオリーブオイルを引く。
みじん切りにしたタマネギ、すりおろしたカボチャ、コンソメを投入する。沸騰したら弱火にしてふたをして10~20分煮込む。
すぐに作りたいときは、材料をミキサーで混ぜてしまうと良いでしょう。
・濃厚!カボチャプリン
お菓子作りというと難しく聞こえるものですが、手順はカボチャをつぶして他の材料と混ぜて焼くだけです。
【材料】
カボチャ 400g
グラニュー糖 130g
卵 5個
牛乳 200ml
生クリーム 200ml
【作り方】
1.底の抜けないスポンジ型を用意しバターを塗っておく。
2.鍋に水とグラニュー糖を入れたら、180度まで熱しカラメルを作る。
できたら型に流しいれる。
3.カボチャを適当な大きさに切り、ビニール袋に入れてを電子レンジで約8分加熱。皮を取り裏ごし又はマッシュする。
4.ボウルにマッシュしたかぼちゃ、グラニュー糖、卵、生クリーム、牛乳、全ての材料を入れて混ぜる。
5.4で混ぜた生地をシノア(濾し器)で濾して型に流しいれ、160度のオーブンで約50分湯せん焼きする。
冷蔵庫で冷やしていただくとさらに美味。
午後のひと時にも酒肴にも合う一品です。
この他にもコロッケや天ぷらなどの揚げ物、シチューやカレー、煮物などカボチャの使い道はさまざまです。
美味しくて健康とお肌のためにもなるカボチャ。
自由なメニューで秋の味覚を楽しみましょう。