肌荒れの原因？便秘解消に効果的な5つの食材

便秘が続くと肌にニキビができたり、乾燥してカサカサしたりしますよね。
このように肌が荒れると化粧のノリが悪くなるなど、女性にとって大きな悩みになってしまいます。

では、なぜ便秘になると肌が荒れてしまうのでしょうか？
今回は、便秘と肌の関係と、便秘を解消する食材をご紹介していきます。

なぜ便秘が続くと肌に影響が？

排出されない便は腸内で善玉菌を栄養にして、腐敗・発酵していきます。
この腐敗や発酵した便から出た老廃物が腸壁から吸収され、血液によって全身に運ばれるのです。
体内に老廃物が行き渡るなんて大変、と思うかもしれませんが、この老廃物は全身の毛穴から汗と一緒に排出されます。

しかし、老廃物の排出は肌にとって負担に。
老廃物の排出が日常的に行われていると、肌は本来の役割である肌自体の汚れを排出できなくなってしまいます。

その結果、皮脂や汚れで毛穴が詰まり、肌荒れにつながるのです。

酵素が豊富な食べ物で便秘を解消しよう

酵素にはデトックスを促す効果があり、便秘によって溜まった老廃物を体外へ排出してくれます。
そのため、腸内環境が整い排便もスムーズに。
便秘を解消して、便秘になりにくい体質をつくってくれるのです。

頑固な便秘をスッキリ解消するために、酵素の多い食べ物を積極的に摂りましょう。
ポイントは、まとめて食べるのではなく毎日コツコツと食べること。

また、肉は消化・分解するのにたくさんの酵素を消費してしまうため、「本気で便秘を解消したい！」という場合は避けたほうがいいでしょう。

では、酵素が豊富に含まれている食材をご紹介していきます。

○アボカド
果肉に約15%の脂肪分が含まれていて「森のバター」と呼ばれていて、代謝アップにつながる脂肪分解酵素が豊富に含まれています。
さらに、食物繊維も豊富なため腸内環境を整える働きも。

○納豆
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ（納豆菌）」が酵素のひとつ。
これは他の大豆食品ではつくれない酵素で、腸内で善玉菌を増やして腸内環境を整え、便秘にも有効です。

○豆乳
タンパク質やミネラル、ビタミンが豊富に含まれています。

脂肪の蓄積を防ぐ働きもあるため、美肌をつくる食材としてだけではなく、ダイエット食材としても欠かせません。
豆乳が苦手な方は、バナナやオレンジなどと合わせてスムージーにすれば飲みやすいでしょう。

○海藻類
昆布やワカメなどの独特なヌルヌルは「フコイダン」と言われる水溶性食物繊維のひとつ。
海藻が善玉菌のエサとなり腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整え便秘解消に効果を発揮します。
さらに便を柔らかくし、排出をする手助けをしてくれますよ。

○ダイコン
ダイコンには「ジアスターゼ」という消化酵素をたっぷり含んでいます。
食物繊維も豊富なので、胃の弱い方にもオススメの食材です。
便秘によって内蔵に負担がかかると、基礎代謝も低下して新陳代謝も悪くなります。

ダイコンには、この弱った内臓をケアすることができるので、おなかの調子が悪いかもと思ったときに食べるといいでしょう。
また、コラーゲンの生成を助けるビタミンCも含まれているので美肌づくりやダイエットにも効果的です。

今回は肌荒れと便秘の関係についてご紹介しました。
便秘を解消するには、酵素を豊富に含んだ食材を毎日コツコツ食べることが大切です。

ご紹介した食材を取り入れて、便秘とはお別れしましょう。