コンビニで売られているお弁当は体に良くないと昔からいわれていますが、具体的にどういうところが良くないのでしょうか。
今回は「コンビニ弁当を食べ続けることによる弊害」をテーマに、お話しをしていきたいと思います。
まずコンビニ弁当を食べる上で注意したいのが、揚げ物に使われている油です。
大抵のコンビニ弁当にはおかずの1つとして揚げ物が入っていますが、高温で加熱された油は、使えば使うほど酸化をしていきます。
酸化した油は有害物質である「過酸化脂質」に変わるため、酸化した油で作られた揚げ物を食べ過ぎると人体に悪影響がおよんでしまうのです。
もし製造業者が揚げ物を調理するたびに油を新しいものに取り換えていれば、そういったリスクも最小限で済むのですが、毎日大量に使う油を毎回新しいものに変えるには膨大なコストがかかってしまいます。
消費者がいくらお弁当をチェックしたところで、それに使われている油の品質まで判断することはできないため、心配であれば揚げ物の入ったコンビニ弁当は食べないようにしたほうがいいでしょう。
そしてコンビニ弁当が体に悪いといわれているもう1つの理由として、食品添加物が大量に使用されていることが挙げられます。
食品添加物とは食品の製造や加工をするために加えられる添加物の総称で、コンビニ弁当をはじめとした「加工されて作った料理」 には、さまざまな種類の食品添加物が使われているのです。
さらに以下のようなお弁当以外の商品にも、食品添加物は入れられています。
・おにぎり
おにぎりのお米には、製造過程で製造機にくっついてしまうのを防いだり、保湿や保存をするために植物油が混ぜられています。
また「保存料・合成着色料不使用」と表示されているおにぎりにも、ほとんどの場合、防腐効果がある食品添加物が使われています。
・菓子パン
菓子パンの多くには、菓子パンならではのサクサク感やしっとり感などを出すために「トランス脂肪酸」が使われています。
トランス脂肪酸は長期間に渡って過剰摂取をすると、血中の悪玉コレステロールを増加させて、動脈硬化や心臓疾患、アレルギーなどを引き起こしてしまうといわれています。
・カット野菜
野菜だからといって体に良いとは限りません。
コンビニで売られている野菜には黒ずみを防ぐために殺菌・消毒処理がされており、さらにシャキシャキ感を出すために「PH調整剤」という添加物に一度浸けられているのです。
最近では健康志向のヘルシーなコンビニ弁当も登場していますが、それでも食品添加物が使われていることに変わりはありません。
またコンビニ弁当の食べ過ぎは、栄養バランスという面から考えても決して良いものではないでしょう。
コンビニ弁当ばかりで必要な栄養素をなかなか摂取できてないという方には、その足りない栄養素を健康食品から摂取することをオススメします。
普段の食事で足りていない栄養素を健康食品で補えば、毎日を健康的に過ごせるはずですよ。
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